街に来てくれているお客さん。目的のお店だけ行って「帰ろうか」、路面店の混雑を見て「帰ろうか」となってはいないでしょうか?
・プラス1の発見で消費を生む
たとえば街を訪れてくれた方に「もう一軒」の出会いを演出するとどうなるでしょうか?月間20万人の方が訪れる街であれば、年間で36億円の消費の増加が期待できます。
訪問者がもっと街の魅力と出会える仕掛けをしていきましょう。
街のDXの一例。顔や魅力の見える商店街。
本記事のポイント
・商店街を盛り上げるためのDXとは?
・地元の魅力を再発見しローカル消費を促進する。
商店街のDX?
近頃よく耳にする言葉「DX(ディーエックス)」。
デジタルトランスフォーメーションの略ですが、要はデジタル技術を使ってもっと便利にしましょう!ということですね。
それでは商店街のDXとは一体どういったことでしょうか?
一つは電子決済のシステムを入れること。QRコード決済の●●ペイなんてものが今は沢山ありますね。キャッシュレスを進めるのはわかりやすい一つのDXです。
ところでそれは商店街のDXとして十分でしょうか?もっと商店街だからこその強みを発揮できるようなDXはないでしょうか?
その一つがローカルツーリズムを意識したDXです。
ローカルツーリズム・マイクロツーリズムへの注目
ローカルツーリズムとは遠くのどこか、ではなく「近場」を楽しむこと、住んでいる地域の魅力を再発見すること。
さて、具体的にはどんな取り組みがあるのでしょうか。
・Googleの取り組み
例えばGoogleでは #近所は宇宙だ プロジェクトを実施。これはTwitter上でツイートをして地元を紹介しようというものです。
またGoogleマップへの表示や検索結果につながるGoogleマイビジネスへの登録も推進していますね。
・星野リゾートの取り組み
星野リゾートではマイクロツーリズムとして、「ご近所旅行のススメ」プロジェクトを実施。これは1~2時間の距離での観光を推進しようというものです。
近距離の宿泊施設で過ごしつつ、近くだけど知らなかった地元の魅力の再発見を促す取り組みとなっています。
地域とつながるDXで街の魅力を再発見
・この街が「イマ・ココ」でつながるプロジェクト
さて、プラプラではもっと身近な範囲のローカルツーリズム、DXに取り組んでいます。
主役(=キャスト)はこの街のお店と近くの住民、そして街を訪れてくれた来訪者。
世界に情報を陳列するのではなく、この街のキャストが「イマ・ココ」でつながるプロジェクト。
半径5kmのプロジェクトです。
例えばこの街や商店街の一番の魅力や体験ってなんでしょうか?
Amazonと違う点は、なんでしょうか?
遠くの観光地と違う点は?
それは人が見えるコト、会えるコト。
つまり、人の情を交換できることではないでしょうか。
情報として世界に陳列されるのではなく、遠くの何処かや有名な誰かを鑑賞するのでもない。
人情が届く距離を少しだけ広げて、イマ・ココをアナタと生きる。
それプラプラの「マチのDXのプロジェクト」です。
プラプラのマチのDXプロジェクト
プラプラではテクノロジーを使って顔の見える街づくりをお手伝いします。
具体的には動画マップと設置型のサイネージを活用して「マチの魅力の再発見」と「来街者へのガイドコンテンツの蓄積」を推し進めています。
・全く新しい動画マップ体験
動画マップ「プラプラ」は街の魅力=ハイライトを6秒動画として手軽に投稿・閲覧できるスマートフォンアプリです。
・裏路地関係なし。全店舗が路面店。
例えばTwitterやInstagramでは「特定ワードでの検索」か「アカウントをフォロー」されない限りいくら近くにいても見つけられることはありません。
プラプラAppは起動するだけで自分の近くの投稿を自動収集してチャンネルを作りますのでフォローも検索もいりません。
路面店でない裏通りのお店を知ってもらうことや、ちょっと入りにくいお店も店内の雰囲気を動画で伝えられます。
またトイレ・ゴミ箱の案内やマナーに関する動画を含めることで、街の文化や景観を守るような発信にも活用できます。
アプリ上では動画と合わせて距離と方向がコンパスで表示されているので、直感的に「ちょっと寄ってみようか」と来訪に繋がりやすい仕掛けとなっています。
・サイネージ連携で街の情報発信ハブに
動画マップのコンテンツを自動再生することで街の情報を発信する、据え置き型のデジタルサイネージ。それがプラプラが用意するもう一つの機能「マチノマド」です。
・今日からあなたも街のソムリエ
周辺の投稿動画からセレクトした動画だけを流す「街のソムリエ」のような使い方や、住民や観光客による参加型の投稿企画など、街のソーシャルサイネージとして活用できます。
流れる動画はプラプラAppと共有していますので、気になった場所へはスマートフォン上でナビゲーションすることができます。
プラプラとつくる未来
株式会社プラプラでは今回ご紹介したサービスのほか、スマートフォンで遊べる謎解きストーリーの制作など「街の魅力」を最大限発揮できる仕掛けづくりをご一緒させていただきます。
ご興味やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
※現在LINEでのお問い合わせ受付も実施中!もちろんメールもお待ちしています。
本ページで紹介している動画は2020年2月の新型コロナ感染症流行前に撮影したものが含まれています。